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11mの高さからたまごを割らずに落とせるか!? ~数理科学科校外研修I~

4月21日(金)
 本校ではSTEAM教育推進校として、特に数理科学科での課題研究に力を入れて取り組んでいます。本日はその一環として、体験学習をとおして科学等への興味関心を高めるために、須賀川市にあるムシテックワールドで校外研修を行いました。1日をかけて様々な実験を行いましたが、今回はその中の「卵を守ろう」タマゴ落下実験の様子をご紹介いたします。
 課題は11mの高さから落としてもたまごを守ることができる装置を作ろうということです。ただし、材料はなんとA3のケント紙一枚とセロテープのみ!
 1回目の実験は1人ずつ作ったものの中から各班の代表を1つ決めて実施し、2回目はその結果を基にグループで意見を出し合いながら修正を重ね、各班で協働して1つの装置を完成させるという流れで行いました。
 さて、たった1枚の用紙だけでたまごを守ることができるのでしょうか!?
 

テーマは「失敗から考える」。まさに探究的な学びです。
「ねえ、どうすればいい?」
段ボールの構造で衝撃吸収できるかも。
「やっぱりさぁ、落下速度を抑えるには・・・」
グループ全員で協力。
「僕たちが工夫したのは風力を回転運動に変えるところです。」
この高さから落としても割れないなんて本当に可能?
「行きま~す!」
「割れてません!」大成功!!

 今回成功したのは1つのグループだけでしたが、ヒビが入っただけの惜しい班もありました。さらに研究を重ねれば成功につながるはず。失敗を恐れず、可能性を信じて挑戦することが大切ですね。須賀川桐陽高校数理科学科は楽しい学びがいっぱいです!